ゆで卵の戯言

26歳SIer勤務の男の戯言です。

【映画感想】大怪獣のあとしまつ

はじめに

映画「大怪獣のあとしまつ」は2022年に公開された、三木聡監督/山田涼介主演の、特撮映画の怪獣が死んだ後の処理を巡って日本政府が奔走するコメディー?映画です。
この映画は公開前から散々な言われようだったので、逆に興味が出て鑑賞してきました。笑

はじめに言っておくと、評判通りのハチャメチャ映画です!とても気楽に観られるので、疲れていてもシリアスにならなくて観やすいのではないでしょうか。笑

公式サイトはこちら

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公式サイトより引用

当記事にはネタバレを含みますので、ご注意ください。

あらすじ

日本人なら誰もが知っている、あの怪獣が日本のとある川で死亡した。
「この怪獣の死体、誰が処理する?」という総理大臣の一言から、各大臣が各々の思惑をもって擦り付け合う。
そんな中総理に抜擢されたのが、特務隊員である帯刀アラタ(山田涼介さん)だった。実は、総理秘書官である雨音正彦(濱田岳さん)が総理にアラタを責任者とすることを進言した張本人だった。正彦はアラタの元同僚であり、妻で環境大臣秘書官の雨音ユキノ(土屋太鳳さん)はアラタの元恋人であることも知っており、いろいろな過去も含め、あえてアラタを指名したのだった。

指名されたアラタは怪獣の死体の調査を進めるが、各大臣の思惑に左右され処理が進まない。
そうこうしている間に、死体にはガスが溜まりだし、それが爆発すると非常にくさい臭いが周囲を包み、影響が出てしまうと大騒ぎになる。
対応案について考えている時、ユキノは水洗トイレのように川の上流のダムを放流してはどうかと提案する。その案が通ったものの、正確な爆破のためには、ある人物を呼び出す必要があった。
その人物とは、ユキノの兄である青島涼(オダギリジョーさん)、通称ブルースだった。ブルースは元特務隊員で爆破を得意として、アラタとも過去に活動していた。
はじめは乗り気でなかったブルースを説得し、いざ実行したものの、正彦の思惑により少しトラブルが起きてしまう。だが、何とかダムを破壊することには成功し、水が流れ出したものの、その結果は想定通りのものではなかった。
再度ガスが溜まりだし、危険な水準まで来たところで別の案を実行に移していく。

果たして、怪獣の死体処理は成功するのか。また、正彦が調べている怪獣が死んだときの真実とアラタの空白の2年間の真実とはいったい。。。

感想

評判通り内容は全くない映画でした!笑
むしろ、ここまで振り切った映画という意味ではとてもすっきりとした映画で良かったです。
あらすじを書いていて思いましたが、あらすじに起こす内容が無い。。。怪獣の死体処理というテーマで物語は進み、各大臣の思惑、外国諸国の立ち振る舞い等、理解できる部分はとてもあったのですが、結末が全く繋がらないという謎構成。超豪華俳優陣と、松竹と東映のタッグという熱いポイントもあるのですが、なぜそうなってしまった?と言いたくなるような映画です。
面白くないわけではないですが、考えるのをやめて観ないとついていけないレベル感です(子供向け?)。ストーリーは無視して、モチーフにしている部分を探してくすっと笑う映画としては非常に高評価です。笑
俳優陣の豪華さは一見の価値はあるのではないでしょうか。一流俳優の演技の集結度合いは本当に素晴らしいと思います。いつか、山田涼介さんが中途半端なコメディー以外の映画で主演をされることを期待しています。(個人的に、変なイメージが山田涼介さんにつき始めている。。)

この映画を一言で表すと、「思いっきりがいい!」ですかね。笑

以上、「大怪獣のあとしまつ」の感想でした。興味が湧いた方はぜひ、劇場でご覧ください!
最後までご覧いただきありがとうございました。

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