【合格体験記】AWS認定試験~DBS編~
はじめに
2022-01-22にAWS Certified Database - Specialty (DBS)に合格しましたので、勉強方法や出題傾向についてまとめておきます。
DBS取得前に、プラクティショナー、アソシエイト3つ、プロフェッショナル2つ、セキュリティの計7資格を取得していました。こちらは過去記事をご覧ください。
また、セキュリティを取得後、約10か月ほど期間が空いています。さらに、業務では全くAWSに触れる機会がありませんでした。。。泣(希望はなかなか通らないものですね)
なので、若干AWSの知識が薄れている状態でしたので、DB知識の入れ直しからスタートしました。
そもそもAWS Certified Database - Specialtyとは?
こちらは、AWS認定試験のスペシャリティ試験の1つで、データベース設計や運用に特化したものです。こちら、公式ガイドをご参照ください。
おそらく、この記事を読まれている方はそんなこと知ってるよ。という方だと思うので、詳細は省きます!
一言でいうと、AWSのデータベースサービスの使い分けの指標はこうだよ!!という試験ですね。
データベースの内部のことは基本的に出題されません。AWSの多々あるデータベースサービスを要件に沿って、機能別に理解して選択していくというものです。
試験対策
試験対策については、これまでは公式サンプル問題、公式模擬試験、参考書をベースにUdemy等を利用していましたが、今回は加えて、「小岩」と呼ばれる「WEB問題集で学習しよう」というサービスを利用しました。
小岩
こちらは、仕事の同僚からおススメされて利用し始めましたが、AWSの各試験(ベータ版を除く)に対して、7問1セットで多数問題が用意されていて、PCでもスマホでも利用できますので、非常に便利でした。
良かった点としては、
1. 1問ずつ回答を確認できる
2. 安い
まず、1点目はUdemyを利用されたことがある方にはわかっていただけるかと思いますが、Udemyでは1試験(65問等)解ききらないと回答が見られないため、最初に解いた問題に対してどのように自分が考えていたのかを忘れてしまうことが多々あります。それが、小岩では1問ごとに解答を確認でき、さらに問題の参考ページへのリンクが回答の中に含まれていることもあるので、見直しが非常に楽です。
本試験モードなどで試験時間に合わせて問題を解いて、その点数を他のユーザとランキング形式で比較することも可能ですので、自身の点数がどのラインなのか確認できます。
ただし、問題が若干簡単な部分がありますので、本番に向けては解説の細かい部分については押さえなおすようにしましょう。出題ポイントはずれていないので、細かい点を押さえることで十分です!
2点目は、なにより安いです!すべての試験の問題が90日間5,480円(税抜)で利用できます。
1つの試験しか受験する予定がなければ、そんなにメリットはないかもしれませんが、せっかくなので複数取得を目指す方は、試験ごとにUdemyでテキストを購入するより安くなるのではないでしょうか?
公式サンプル問題
公式のサンプル問題も他試験と同様用意されていますので、ぜひ活用しましょう。こちらは解説を中心に勉強を進めれば良いと思います。
模擬試験
こちらも各試験用意されていて、他のAWS認定試験に合格していれば、無料バウチャーがもらえますので、試験前に受験するのが良いと思います。問題のレベルとしては、一番本番試験と近いのではないでしょうか。
参考書
DBS試験については参考書が出版されています。こちらは非常に良書です。試験範囲を網羅している上に、かなりポイントが絞られていて無駄がありませんでした。余裕があれば手に取ってみてください。
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試験当日
試験内容は書けませんが、データベースサービスが全般的に出題されました。データベースのトラブルシュートやアクセス管理、移行の問題が良く出題された印象です。
オンプレからの移行に関連しては、SCTやDMS、SnowballかDirectConnectか等が多かったです。トラブルシュートはRDSとAuroraのフェールオーバーがそれぞれ複数パターンで出題されましたので、重点的に抑えておいた方が良いと思います。
試験準備には年明けから約3週間(計30時間)程度かけました。
結果は787点(750点以上で合格)でした。試験の手応えよりは点数が低かったです。。。
所感
システムには欠かせないデータベースをAWSで利用する際の基本的な考え方や、さらに深い部分まで網羅した試験だと思います。特に既存システムをAWSに移行する際のベストプラクティスを把握できたので、業務に活かせるのではないかと思っています(案件に関われればですが、、、笑)
難易度としてもそこまで難しい印象ではないので、SAPまで取得された方はチャレンジしやすい資格なのではないでしょうか。
次回はDAS試験に挑戦したいと思っています!!
最後までご覧いただきありがとうございます。